日々の地図

鯉のぼりにお母さんがいない。

若葉が萌え出し
しだいに夏めいてくる爽やかな5月。

5月といえば、5月5日端午の節句。

〜♪ 屋根より高い鯉のぼり
大きい真鯉はお父さん
小さい緋鯉は子供たち
おもしろそうに泳いでる〜♪

初夏の青空に伸びやかに風に舞い踊る様子が明るく歌われている。

童謡『こいのぼり』

あれれ、、、
お母さんが出てこない。

男尊女卑の時代が背景にあったのでしょうか。

こいのぼりの習慣は、江戸時代から始まったとのこと。

滝を登って龍になるという、『鯉の滝登り』の逸話にちなんで、
男の子の立身出世を願う武士の家々で揚げたそう。


お母さんは、この歌に出てこなくても、、、

私は想うのです。

雨の日も、
風の強い日も、

ご飯をつくり、
お洗濯をし、
たくさんの家事をこなし、

子どもたちの成長を誰よりも祈り、見守りながら、
静かに優しく暮らしを守っていたのだと。

表には見えなくても、出ていなくても、
その愛は確かにそこにあることを知っていたから。

そして、
屋根の下から大空を見上げて、

「元気に育ってね」
「幸せになってね」

と願っていたお母さんの愛の姿を

作詞者は、
ちゃんと分かっていたから、、、
なんだと。

そんな気持ちでこの歌を感じた。
そしたら、私のこころも、安心と優しい気持ちに戻れた。

 

今の時代は、

お父さんお母さんはもちろんのこと
祖父母や周りの人々からの愛や祈りで、

見守られながらその命の成長を共に慈しみ、育んでいく時代へと変わってきました。

子どもの日とは、

ただ男の子の成長を祝う日ではなく、

 

未来を生きる命を大切に想う‘‘祈りの日‘‘

元気にいてくれてありがとうの‘‘感謝の日‘‘

 

青空高く泳ぐ鯉のぼりを見ながら、

見えないところで大切な未来の子供達の幸せを祈り
子供たちを支える愛の深さを、感じずにいられない子供の日。

そして、

青く無限に広がる空の下、

爽やかな風とともにこの日、私も祈る。

「すべての子どもたちが、
安心して幸せに笑える毎日でありますように。
輝く未来の命をありがとう。」
大空も優しい風も応援しているよ!!


ずっとずっと。